産業用地の概要

 八王子市まちづくり公社の産業用地は、CoReCaLaテラス八王子西(川口土地区画整理事業により創出される産業団地)内にあります。

 本産業用地は、次のような特色を持つため、東京都の中でも注目されているエリアに位置しています。

(1)首都圏中央連絡自動車道(圏央道)八王子西ICに近接した場所にあり、高規格道路ネットワークの整備が進み、首都圏をはじめとした各地域とのアクセス性が向上したことにより、産業用地としての利便性の高まりが期待されています。

(2)東京都多摩地域のほか、東京都区部・神奈川県・埼玉県といった大消費地に近いため、企業の配送拠点等に適しています。

(3)八王子市のゼロカーボンシティ宣言において『環境に配慮した産業拠点』と定め、脱炭素に向けたまちづくりの推進を図るエリアとして位置づけられています。

整備手法八王子都市計画事業 川口土地区画整理事業
所在地東京都八王子市川口町、上川町、美山町及び西寺方町の各一部
区域区分市街化区域
地域地区用途地域:準工業地域
建ぺい率:60%
容積率 :200%
高度地区:第2種高度地区
防火地域または準防火地域:準防火地域
地区計画八王子西インターチェンジ北地区地区計画
地区の区分:複合地区
建築物の敷地面積の最低限度:500㎡
建築物等の高さの最高限度 :38m
道 路産業団地内道路(予定幅員:約16m)
※産業団地内道路へのアクセス
都道61号 山田宮の前線 (幅員:約11m)
北西部幹線道路(整備中)(幅員:約25m)
各種インフラ電 力 :特定送配電事業者 八王子西スマートグリッド株式会社  
     川口土地区画整理事業地内の産業団地全体で約20,000kW   
     供給開始時期:令和9年(2027年)4月
上水道 :東京都水道局
     川口土地区画整理事業地内の産業団地全体で約1,500㎥/日
下水道 :八王子市
     川口土地区画整理事業地内の産業団地全体で約1,300㎥/日
工業用水:なし
地下水 :なし
都市ガス:なし

交通アクセス

八王子西IC及びJR・京王線 高尾駅から当該地への距離及び時間は、都道61号山田宮の前線(美山通り)経由のものです。整備中の北西部幹線道路が開通すると、八王子西ICから当該地までは車で約1.5km(約3分)、JR・京王線 高尾駅から当該地までは車で約6.5km(約13分)となります。

区画の概要

 本産業用地は、下図のとおりに分割されています。

 区画⑤・⑥は、一体で利用することも可能です。

 なお、各区画の面積は、計画値であるため、換地処分時に変更となる場合がありますのでご承知おきください。

区 画平場面積全体面積(傾斜部分含む)区画平面図
7,650.51㎡(2,314.2坪)12,005.26㎡(3,631.5坪)
10,147.02㎡(3,069.4坪)10,343.12㎡(3,128.7坪)
11,802.41㎡(3,570.2坪)17,587.70㎡(5,320.2坪)
⑤+⑥21,949.43㎡(6,639.7坪)27,930.82㎡(8,449.0坪)
5,440.80㎡(1,645.8坪)6,660.90㎡(2,014.9坪)
12,331.98㎡(3,730.4坪)20,195.52㎡(6,109.1坪)

(1)上表の坪数は、平米数に0.3025を掛け、小数点第2位を切り捨てています。
(2)区画⑤+⑥については、合計の平米数から坪数に換算しています。
(3)区画[A]~[G]については、大和ハウス工業株式会社(外部サイト)にお問い合わせください。

令和7年(2025年)2月 現在

八王子市の企業立地支援制度

八王子市では、“CoReCaLaテラス八王子西”内で事業施設を新設した事業者に対し、各種奨励金を交付する制度があります。
例えば、製造業、物流系産業の施設を新たに設置した事業者の方に、固定資産税、都市計画税、事業所税相当額を奨励金として3年間交付します。
各種奨励金は次のとおりです。

1.企業立地・雇用促進奨励金(市外企業対象)
2.市内企業立地継続奨励金(市内企業対象)
3.貸し施設設置奨励金
4.産業系用地確保奨励金
5.開発・生産設備設置奨励金

各種奨励金には交付要件がありますので、詳しくは、八王子市 産業振興部 産業振興推進課(☎042-620-7379)にお問い合わせください。
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kurashi/sangyo/002/006/002/p006516.html(外部サイト)

『環境に配慮した産業拠点』について

CoReCaLaテラス八王子西では、環境に配慮した取り組みとして、ERAB(Energy Resource Aggregation Businesses)が導入される予定です。
ERABとは、太陽光発電・蓄電池等の分散型エネルギーリソースを多数束ねてコントロールし、仮想の発電所(Virtual Power Plant)のように機能させることで、再生可能エネルギーの活用促進、災害時のレジリエンス向上(電力システムの回復力)、経済的な電力システムの構築に資する次世代のエネルギービジネス制度です。
詳しくは、以下を参照ください。
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/advanced_systems/vpp_dr/files/erab_tirashi.pdf(外部サイト)

公募スケジュール(予定)

令和7年(2025年) 3月産業用地分譲申込受付開始
10月立地企業の選定
12月立地企業の決定
令和8年(2026年) 1月宅地整備完了
6月変更仮換地指定・使用収益開始・契約締結
10月換地処分

※土地区画整理事業の進捗状況により、変更する場合があります。